そこそこまじめ

まじめでないこともある

まるでチーズをカリカリに焼いたような・・・

の続きが知りたい。

まるでチーズをカリカリに焼いたような何なのか、その実体を。
この短いキャッチコピーが物語る事実は多くないが、重要なことは容易に読みとれる。

■「まるで」...「ような」
すなわち、これは「まるでチーズをカリカリに焼いたような」ものであり、チーズをカリカリに焼いたものではないのである。
仮にそれがチーズをカリカリに焼いたものであるならば、キャッチコピーは「チーズをカリカリに焼いた」でなければならない。

■食べ物かどうか
我々は、この「まるでチーズをカリカリに焼いたような」ものが食べ物であることを知っている。実際に食べたこともある。美味しかった。結構好きだ。酒に良く合う。が、それはこの際問題ではない。「まるでチーズをカリカリに焼いたような」匂いなのか、味なのか、見た目なのか、手触りなのか、あるいは言葉通り比喩的な――「魚の死んだような」と言われるような場合の――性質を表しているのか、全く明らかでない。少なくとも「まるでチーズをカリカリに焼いたような」という文章だけでは、それが食べ物であるということは自明でない。

■結論
チーザおいしいです。